DS9最終回をむかえて

ダイジェストとはいうものの、上映会に通い続けて、ついに迎えた最終回。
キャラクターも必死に(もちろん覚えたくて)覚えた日々が懐かしい。
主催のroyaltrampさんが補足説明をしなくても大丈夫なくらいになりましたねぇ。
私はスタートレックの「ファン」ではないのですが(私の中での「ファン」の定義に当てはまらない、というイミで)、「ディープスペースナイン」のファンとは言ってもいいのかな……と思ってます(全話見てないので、そのコトバも憚られるんですが)。

見てきてよかった。いいものを見続けられてよかった。見続けられたのは脚本のよさももちろんですがキャラクターの絶妙な配分ではないかと思ってます。役者のレベルの高さがそれを引き立てている。

同じ特撮モノでも、なぜ海外にはスタトレが生まれ、オトナも真剣に見られる土壌があるんでしょうかね? 同じものを日本でやったら、きっと滑稽に見える気がする……おそらく。それとも日本の特撮モノも、海外のそれも見る人が見れば同じに見えるかな。
(あ、誤解がないように補足しますと、日本の特撮モノは大好きです。それではなくて、日本で「スタトレ」みたいな宇宙モノのSF作ったらきっと同じようには見えないな、ということで……)


話はそれますが、作中でガラックが言った
「カーデシアは再生する。しかしそれは、私の知っているカーデシアではない」について。
でも国(星、か)は残ったんだよなぁ、とも思うわけで。
大地は焦土と化し、何十万、何千万人のカーデシア人が死にましたが(やぁ、もうあっさりと)、国も民も残った。だから「再生する」と彼は言っている。そうわかっているけど言わずにいられなかったんでしょうね……連邦であるドクターに。ガラックの言う「カーデシア」ではないわけだからそれは「滅んだ」に等しいということなんでしょう。でもいいじゃんか、残ったんだから……と思うのは立場が違いすぎるから?


私にとって、一生わからないテーマが「愛国心」なんです。わかったフリはできるけれど、真の意味での理解は一生できないでしょう。国ってなんなんでしょうね? ガラックのいう「カーデシア」とはなんでしょう? 自分の国がどこだかわからないし、納得できる答えが見つかるとも思えないのであえて知りたいとは思わないけれど……。
DS9のメンバーは、みんなアイデンティティをすごく大事にしている。
とくにクワークかな(笑)。
みんなが持っているゆるぎない信念を見るたびにうらやましく思うのかもしれない。

「自分はこうあるべき!」とみんながそれぞれ思うとおりにして終わった、それが最終回だった。だから到達感があり同時に寂しさも感じたのでしょう。


でもー。まだまだ、見ていない話で上映会できるしー♪
もうちょっと遊べると思うと、まだまだ寂しくはなかったりして^^


おまけ:ネパール料理店 ダマール

royaltrampさんからの報告(笑)

いくしかないじゃん!