ナルニア国物語 第一章:ライオンと魔女

けっこうまえ(月初め……だったかな)にDVDでみた。
正直、映画館に観にいかなくてもよかったかなー……。
子供たちが、なぜ英雄に選ばれたのか
説得力がないまま終わってしまった感じ。
「えー……こんなやつら(末っ子以外)が王か!? ふさわしいか!?」という不満だらけ。
旅立つアスランの背中に「人間の子供なら、だれでもよかったんですねー!?」と投げかけてしまうくらい。

おそらく原作では子供たちの成長過程が丁寧に描かれていたのだろうけれど、
うまく演出できないままシーンだけつないで作ってしまったのではないだろうか?

長男も長女も次男もちっともよくなかった。カタルシスなし。
氷の女王もいまいち怖さに欠けるし。
アスランはまぁまぁ、かっこよかった。声もいい。
タムナスは俳優がうまかったと思うけれど、これもいまいち描かれ方が中途半端だったと思う。
尺の問題があるにしても、もうすこしどうにかならなかったのかと
不完全燃焼に終わってしまった。