トランスフォーマー

アルマゲドン』の監督だったこともあり、ストーリーについては期待せず、映像のみ楽しみで観てきました。
そのおかげか、けっこう楽しめました。映像は文句なし(映像の内容は、か)。続編のうわさもあるので、その場合はおそらく観にいくと思います。

(ネタバレあり)


■燃えた
・バンブル(あえて和名)のハンドルにサイバトロンマークを見たとき。
スタースクリームの空中戦(アルマゲドンスペースシャトルちっくでハラハラしたけど…)。
・メガトロン様がスタースクリームに「またお前は…」的なお小言をしたとき(笑)。
・サイバトロン戦士集合シーン。
・かくれんぼするサイバトロン戦士たち(燃えた……?)。
・高速道路でのコンボイ格闘シーン。
・米軍全面協力なのがよくわかる(やりすぎなくらい)こだわりシーンの数々。
コンボイの見事なまでのノープランぶり(お約束だ)。
・バンブルが拷問(は?)されるとこ(あっちでは相当な人気モノらしいからこそ、あのつかまるシーンは用意されたんだろう…笑)はドキドキしますた。つかまった直後に思い浮かんだのはアニメ版で、延々トランスフォームさせられる拷問シーン。そうじゃなかったので残念(笑)。

■不満点
・酔う
カメラ寄りすぎです。「も、もうちょっと引いてくれ、たのむから…」と思うことしばしば、彼らを間近で見たいという気持ちはわかるんですが、144分もの長さにあのカメラワークは一種の拷問でした。トランスフォームシーンは確かに必見だし、カッコイイシーン目白押しでそれ自体に不満はないんですけど、帰宅しても頭ぐらぐら、吐き気がしてました(汗)。
・吹き替え版の固有名詞は日本語版でもよかったんじゃ…
原語版の固有名詞を使用するのは、「本来の名称に戻った」というべきなんでしょうが20年ちかくも「コンボイ」で慣れているところへなじみの薄い「オプティマスプライム」と名乗られてもピンとこない……。
マニアはね、「そうでないと」かもしれませんが。せっかくコンボイの声が玄田さんだっただけに残念。
ぶっちゃけ、日本語版の固有名詞でもストーリーになんも影響はなかったと思うんですけどねぇ。
・声優
アニメ版の声優さんをもっと起用してほしかったなぁ。
バンブルがしゃべったときはけっこうがっくりだった。性格的には塩屋さんの声にぴったりだったのに。
スタースクリームは鈴置さん(涙)なので不可能ですが、黒田崇矢さんがやってくれればよかったのに(たぶん、ちがったと思う)。デストロン側の声にエコーがかかっていたのは「ヨシ」でしたが。
あ! そういえば吹き替え版のキャスト表記で「オプティマ」(正しくは「オプティマ」)って書いてあったんだけど、気のせい!?

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トランスフォーム形態がアニメ版と違ってても気にならないくらいファンではないので(笑)
(メガトロンがワルサーだったらどう動かす気なんだと心配してた程度)変形はとても楽しめました。
初・トランスフォームシーンは、ジュラパのブラキオサウルス登場シーンに近い(あくまで「近い」)感動を覚えました。